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生活格差是正など、貧困問題の解消を訴える全国キャラバンの出発集会が12日に那覇市で開かれました。
キャラバンは全国青年司法書士協議会など、反貧困を訴えている各団体の呼びかけで実施。北海道と沖縄からスタートし、2012年10月に東京のゴールを目指します。
出発集会には司法書士や弁護士などおよそ50人が参加し「人間らしい生活と労働の保障」「最低賃金では生活できない」など、苦しい生活を送っている人たちの声をボードに書き、格差是正や貧困の解消などを訴えました。
司法書士の安里長従さんは「自分だけでは何とか生活の再建ができない、という方がいらっしゃいます。そういう方々が声を上げにくい社会であってはならないと思っています。県民の皆さんが気軽に相談に来られるような環境を作っていきたいと思います」と話していました。
キャラバンは16日まで県内各地を回り、一般市民を対象とした相談会なども開く予定です。