※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

オスプレイの配備反対の声が強まる中、アメリカ軍がオスプレイ運用のために東村高江区に計画しているヘリパッドの建設工事が10日夕方から再開されています。

10日夕方、住民らが座り込みをしているテントが無人になった頃を見計らって、防衛局の職員や作業員50人がゲート前に並び、トラック3台を横付けにしました。建設予定地への進入路を確保し、工事を本格化させる構えです。

住民の安次嶺現達さんは「県民がオスプレイはダメだと言っている訳ですから、オスプレイの基地は造らせないということで、これはもう全県民に知らせる」と怒りをあらわにしています。

11日も午前8時前に業者が北部訓練場のゲートから入ろうとして、徹夜で警戒していた住民らと衝突する場面もありました。

オスプレイ配備を8月に控え、遅れていたヘリパッドの整備を急ぎたい国と反対する住民らとの緊張は急速に高まっています。