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水鳥などの生息地として国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約」に3日、宮古島の与那覇湾が正式に登録されました。

那覇自然環境事務所によりますと、スイスのラムサール条約事務局から環境省に連絡が入り、3日付けで与那覇湾が正式に登録されたということです。

登録された区域は与那覇湾内の704ヘクタールで、湾内には琉球諸島でも最大規模の範囲でリュウキュウスガモやベニアマモなどの海藻類が自生しています。

また、シギやチドリなど多くの渡り鳥のえさ場や休息場所になっていて、2011年11月には国の特別鳥獣保護地区にも指定されています。県内のラムサール条約登録区域はこれで5カ所となります。