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伝統工芸の担い手を育てる県工芸技術支援センターで、研修生の独立開業に向けた特別講座が29日に開かれました。

漆器などの製作技術を教えるセンターは、研修修了後の独立開業や就職まで含めた支援を行おうと、今回初めて「経営」と「流通」を学ぶ特別講座を開きました。

参加した研修生らは、製品を「どのような市場に売り出すか」「どのように利益を出すか」など経営者としての基礎を学びました。

県の伝統工芸は過去およそ30年間で生産額、従事者数とも減少しており、センターでは今後も経営学をカリキュラムに取り入れる方針です。