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53年前、アメリカ軍の戦闘機が墜落し、17人が犠牲になったうるま市の宮森小学校で、6月29日、慰霊祭が行われました。

慰霊祭には、宮森小学校の児童や遺族ら、450人余りが出席しました。この事故は、1959年6月30日、アメリカ軍の戦闘機が、うるま市の住宅街に墜落し、宮森小学校の児童11人を含む17人が死亡したものです。

慰霊祭で伊波シゲミ校長は、「ひとりひとりが平和について考え、その想いを広げていきましょう」と呼びかけました。

事故で母親を亡くした金城秀康さんは、アメリカ政府が日本政府に6月29日にも配備を通達するとされているオスプレイについて「絶対反対です。あっちゃいかんです。どんな理由付けをしてもですね、配備させちゃいかんと思います」と批判しました。

2012年は、事故を題材にした映画「ひまわり」の製作が進んでいて、宮森小では児童らが植えたヒマワリが咲いています。