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アイパッドなどの携帯情報端末を、障害をもつ子どもたちの学習に役立てようとする試みが、県内でも始まっています。
携帯情報端末でホームルームの出欠を取るのは、西崎特別支援学校高等部2年生の本村信太朗さんです。本村さんは声が出せないため、これまで、司会や号令などの活動はできませんでしたが、入力した文章を読み上げるアプリを使って、音楽の時間に歌を歌うこともできるようになりました。
以前は、指差しやジェスチャーがコミュニケーションの手段だったという本村さん。積極的に発言できるようになって、先生から「静かにして」と言われたりもするようになりました。
障害をもつ児童・生徒などの携帯情報端末の活用は、おととしから県が推進しているもので、学習だけでなく、就労や社会参加の促進にもつながることが期待されています。