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ひめゆり学徒の戦争体験を描いたアニメが完成し、6月18日、試写会が開かれました。
ひめゆり平和祈念財団理事長の本村ツルさんは「亡くなった時の苦しいとか悲しいとか、大変ということは、亡くなった人でないと伝えられないんですけど、それを私たちが代弁して伝えている」と話しました。
アニメは、子どもたちに戦争の悲惨さをわかりやすく伝えようと、ひめゆり学徒の体験を130枚のイラストを使って30分間にまとめたものです。
アニメを鑑賞した元学徒の一人は「私たちの思いが届いてくれると信じた」と話し、別の元学徒は「戦争というのがとっても恐ろしいものだ、子どもに戦争を起こしてはいけないというような感情がわくようなアニメだと思う」と述べました。
このアニメは6月23日の慰霊の日に糸満市のひめゆり平和祈念資料館で、プレ公開されることになっています。