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平和祈念公園の「平和の礎」に2012年は沖縄戦などの戦没者36人の名前が新たに刻まれました。
追加刻銘されたのは県内13人、県外23人の合わせて36人の名前で、過去最も少ない数となりました。
例年、刻銘作業は工場で行われますが、2012年度は刻銘数が少なかったため、初めて現場で行われました。
作業員の男性は「残りの(刻銘)数が一日も早くなくなるように。全員刻銘できるように思って掘っています」と話します。
県平和・男女共同参画課の原田直美課長は「証言者が高齢化することによって、記憶が曖昧になってくる。確定的な時期の特定ができなくて、保留になっている方もいらっしゃる。証言者が高齢化しないうちに早く申告して頂きたい」と話しました。「平和の礎」に刻まれた名前は合わせて24万1167人となりました。