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薬物の恐ろしさを高校生にも考えてもらおうと、13日、那覇市の高校で薬物乱用防止を呼びかける講話が行われました。
那覇市の首里高校で行われた講話には、生徒や職員およそ1300人が参加。県福祉保健部の玉城宏幸さんは、いわゆる脱法ドラッグを使用したことが原因と見られる救急搬送事例が2012年4月までに13人と、2011年の10人から大幅に増加している状況を紹介。13人のうち11人は10代から20代の若年層だとして「薬物には絶対に近寄らないように」と呼びかけました。
講話をきいた生徒たちは「改めて自分が思っていた以上に、色々と薬物が怖いものなんだというのが理解できた。自分のために有意義になったと思います」「誘われた時に断る勇気を持ったり、正しい判断ができるようにしたいと思います」と話していました。
2011年は10代での覚せい剤検挙も4人いたということで、県では薬物の若年層への広がりに危機感を募らせています。