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豊かなサンゴの海を取り戻すため、サンゴの移植を始めた金城浩二さんが読谷村の海辺に創った「さんご畑」で2012年もサンゴの産卵が見られました。2011年の倍ほどの規模です!
施設ができて2年半、およそ5万本のサンゴが植えられたさんご畑。産卵観察会は無料とあって、連日、子ども達が詰めかけています。
金城さんは「産んでる!始まってる!」と声をあげました。
先週土曜日の午後8時前、まずウスエダミドリイシが産卵を始めました。普通なら、ボンベを背負って海の中で待機してようやく見られる産卵が、ここでは地上から安心してみることができます。
生み出されたバンドルというカプセルの中に精子と卵子が入っていて、それが水面ではじけて受精します。ここでは波の影響もなく、バンドルがはじける音も聞け、子ども達は命のドラマに歓声を上げていました。