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4月にモロッコで墜落したオスプレイについて、7日、アメリカ側が日本政府に対し、「機械的な不具合はないと断定した」との連絡をしてきたことが分かりました。
防衛省によりますと、アメリカ側からの連絡は、航空機事故安全調査によるもので、機体に機械的な不具合はなく、機体の安全性に何ら問題はないという内容だったということです。
森本防衛大臣は会見で「沖縄の方々の心配を十分に考えつつ、これからこの問題に対処していきたい」と話しました。
また県基地対策課によりますと、8日朝、沖縄防衛局から同様の内容の連絡があったということです。仲井真知事は「今日防衛省でコメントしてるんでしょ?何でしょう?ああそうですかと言うしかないじゃないですか」「オスプレイについては、いずれにしても事故もそうだけど、いろんなデータ類が不足してますからね」と話しました。
アメリカ側は、最終的な事故調査報告前に機体の安全性をアピールすることで、7月ともされているオスプレイの沖縄配備を予定通りに進める狙いがあるものとみられます。