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野戦病院で働き、戦渦を生き抜いた少女達「ふじ学徒隊」について先月紹介しましたが、いよいよその映画が封切りをむかえました。会場ではふじ学徒の同窓生も集まり、観客にその思いを語りました。

ふじ同窓会の新垣道子さんは「記録に残したいと話が来たときはうれしくて、助け舟がきた、救われたと胸が熱くなりました。(私たちの記録が)平和につながればと思います」と話しました。

那覇市で開催された上映会には、学徒隊の同窓生「ふじ同窓会」や制作委員会のメンバーらも出席しました。

映画は、あこがれのセーラー服に袖を通すことなく戦場に駆り出された積徳高等女学校の生徒たち「ふじ学徒隊」の証言をもとに構成され、彼女達が働いた野戦病院での悲惨な体験や、戦争を生き抜いた彼女たちの思いに涙ぐむ観客もいました。上映は6月19日までです。