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大東島地方を暴風域に巻き込んだ強い台風3号は、島に爪あとを残し北上。大東島は午後3時に暴風域を抜けました。

大東島地方では5日昼過ぎに暴風域に入りました。最大瞬間風速は、39メートル。南大東島ではこれまでに164.5ミリの雨量を観測しています。この激しい風雨により製糖工場や宿泊施設の屋根が風で飛ばされたり、住宅の窓ガラスが割れるなどの被害が出ていて、3世帯4人が自主避難しました。

南大東村の伊佐隆夫副村長は「サトウキビの被害、家屋の被害、どういう状況になるか。今後ちょっと心配です」と話します。

大東島地方は午後3時に暴風域から抜け、自主避難していた住民も家に戻ったということです。

南大東村役場では、6日から産業であるサトウキビなどへの被害状況を調査することにしています。