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県内では高級ホテルの開業が相次いでいて、28日、那覇市と名護市で、2つの新ホテルのお披露目が行われました。

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28日、名護市に、新たにオープンした「ザ・リッツカールトン沖縄」。金秀グループが所有する「喜瀬別邸ホテル&スパ」をおよそ13億円かけて改装し、運営を外資系ホテルに委託したもので、国内では、大阪・東京に次いで、3番目のオープンです。

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今回、大幅にリニューアルされたスパ棟では、やんばるの豊かな森の景観を楽しむことができるということです。ザ・リッツカールトン沖縄の吉江潤総支配人は「たくさんのお客様が望んでいたリゾートをこの美しい沖縄で開業できたこと本当に感動です」「リッツカールトン初のリゾートが開業できてこれからたくさんのお客様をお迎えして、たくさんのお客様に感動を得てもらって、楽しんで頂ければというふうに思ってます」と話していました。

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一方、那覇市の旭橋再開発地区に、6月1日に開業するのが「リーガロイヤルグラン沖縄」。客室は、沖縄の自然をモチーフに、フロアごとに異なる内装イメージとなっていて、上層階や最上階のレストランからは、慶良間諸島などを一望することができます。

県のまとめによりますと、2011年度、県内を訪れた観光客数は552万8000人で、東日本大震災の影響により、前の年に比べて、3.1%の減少となったものの、このうち、海外からの観光客数は、初めて30万人を超えたということです。

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県観光スポーツ部の平田大一部長も「世界でもちゃんと張り合えるホテルが県内にできるというのは、とても意味があることだと思ってますので、ぜひこれを大きなバネにして、沖縄観光を飛躍させていきたいと考えています」とブランドホテルに期待を寄せます。

県内ではこのほかに、竹富島でも高級ホテルの開業が予定されていて、県では、相次ぐ高級ホテルのオープンが、「観光収入の伸びにつながる」と話しています。