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地域医療のあり方について住民ひとりひとりが考えていこうと「地域医療シンポジウム」が27日宮古島市で、開かれました。

シンポジウムでは赤字が続いた香川県の市立病院を院長として、経営改善した塩谷泰一さんが、講演し地域にとって医療は長い歴史のある文化とも言える文化の担い手として市民も地域医療に関心をもってほしいと呼びかけました。

そして、県立病院の独立法人化は最終的には民間移譲や廃院につながると述べ県立病院としての形態を維持する必要性を訴えました。

また、パネルディスカッションでは放射線治療を受けた経験のある看護師の真栄里隆代さんが「離島の宮古島は特に経済的負担も多くがんに関する情報量も少ない。住む場所で命の重さに差があってはならず島の医療について多くの人が考えがん患者を支えて欲しい」と訴えました。