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沖縄戦で戦死した青年を手厚く埋葬した大宜味村の人たちへ感謝の気持ちを込めた歌碑の除幕式が26日、大宜味村で行われました。

この歌は、67年前の1945年、喜如嘉の浜に遺体で漂着した特攻隊の青年寺内博さんを埋葬した村の住民に感謝して妹の浅野綾子さんが詠んだものです。

歌碑は、浅野さんとの交流を通してこの歌の存在を知った喜如嘉の人たちが若い人たちに戦争の悲惨さと平和の大切さを語りついでいかなければと建立を計画しました。

喜如嘉の人たちと67年間、交流を続けてきた浅野さんは「戦で極限の状態にもかかわらず遺体を引き揚げて葬ってくれた喜如嘉の人々の優しい思いに心から感謝している」と話していました。