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アメリカ議会上院の軍事委員会は、2013会計年度の予算から、沖縄の海兵隊のグアムへの移転関連経費を全額削除する法案を可決しました。
上院軍事委員会のレビン委員長は、グアム移転関連経費2600万ドル、およそ21億円の全額を削除したことを明らかにしました。
国防総省に要求してきた、海兵隊の配置戦略やマスタープラン、第三者機関の調査報告が提出されていないことを理由に挙げています。
一方、早期移転を求めている、地元グアム選出のボルダーロ下院議員は、今回の決定はオバマ政権の方針と矛盾し、アジア太平洋地域の同盟国に誤ったシグナルを送ることになると厳しく批判しています。
今後、政府の要求通りに予算を認めている下院との調整を経て、最終的に決定されます。