※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

19日未明から故障のため漂流していた沖縄水産高校の実習船は、20日、現場に到着した海上保安庁の巡視船にえい航され、沖縄本島に向かっています。

第11管区海上保安本部によりますと、20日午前6時頃、救助に向かっていた巡視船「もとぶ」が、漂流していた沖縄水産高校の実習船「海邦丸5世」と合流し、午前8時頃からえい航を始めたということです。

「海邦丸5世」は、19日未明、那覇市の南東およそ1062キロの海域で、スクリューの角度を変える装置が故障して、自力で航行できなくなり、漂流していました。

乗船している沖縄水産高校と宮古総合実業高校の生徒32人と乗組員21人の合わせて53人は全員無事だということです。船は沖縄本島に向かっていますが、到着までには数日かかる見込みだということです。