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復帰から40年が経ってもアメリカ軍基地が集中する沖縄の現状に抗議する集会が15日夕、那覇市で開かれました。

那覇市の与儀公園では、40年前の1972年5月15日にも、基地を抱えたままの復帰に反対して、土砂降りの雨の中、およそ1万人が参加する大規模な抗議集会が開かれました。

あれから40年が経ったきのう15日も、雨の中、およそ250人が集まり声を上げました。

40年前の抗議集会にも参加したという男性は「ここ(与儀公園は)私にとって復帰問題と思い出が重なる場所。どんな状況であれここで集会やってよかった。ここだったらどんな雨が降っても行くぞという気持ちで来た」と話していました。また、若い男性は「僕たち世代は復帰当時のことを知らないし、生まれた時からすぐそばに基地があった。当たり前だと思っていたことを当たり前じゃないと感じ取れる場になると思い参加した」と話していました。

参加者は、辺野古への新基地建設計画やオスプレイの配備計画などに怒りの声を上げていました。