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自衛隊の配備問題に揺れる与那国島からスタートした今年の5・15平和行進。

与那国 女性「本当に人を癒してくれる力がこの島にはあるので、そういう島にレーダー装置とかそういうものとかふさわしくないと思って断固反対 ということで参加しました」

続いて始まった本島での平和行進には、今回、福島県などからも多くの人が参加。

1日目出発式 県民広場「放射能から出てくる放射線によって子供たちの遺伝子が間違いなく傷つけられているわけであります」

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放射能被害への不安を語り反基地・反原発を訴えました。

辺野古コース 男性「復帰40年もあって節目の年に、5.15はもうやりたくない、早く基地を撤去して、行進をしないで済むような平和な沖縄に早くなってほしいなと思います。」

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復帰から40年たってなお、存在し続ける基地。参加者は、沖縄が抱える負担を肌で感じながら平和への願いを胸に歩き続けました。

那覇コース 女性 1日目「沖縄が差別続けられているというのがね、許せないですね」「子供の命っていうのが、なんか大事にされる沖縄にして欲しいな。いつ(米軍機が)落ちるか分からないとかね、いつ戦争に加担するかわからないような島ではいけないなと思ってますけど。」

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男性(親子連れ)「まだ特別な思いとかはないんですけど、ただ40周年なので子供たちもつれて、こんなもんだったと、自分も戦争を知らない世代なので、それから子供たちにもこんなふうに伝えられていけばいいなと思います」

女性「こんなに歩いていても、まだ基地だったということに、前来たとき は来るまで回ったことくらいで、すごいなと思ってましたけど、自分で歩いてみて、歩いても歩いてもこれが基地だったというのが信 じられないです。」

「沖縄国際大学前」(映像・沖国前の焼けた木。写真を取る参加者など)「福岡からきたんですけどね、九大にファントムが落ちたときもあったんですよね。」「ああいうものちゃんと残してですね、九大ではなくなりましたからね、基地をなくすという思いを伝えていくというのは非常に大事だと思います」

シュプレヒコール「沖縄を返せ!」

レポート「普天間基地のゲート前に来ています。多くの参加者がつめかけ基地に向かって反基地反原発を訴えながら拳を突き上げています」

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参加女性「びっくりしました。はじめて平和行進に参加したんですけど、聞くのと学習するのとは全然違って、きてみると本当に基地の恐ろしさがよく分かりました」「日常生活の中でああいう危機がね自分のそばに迫っている日常を考えるとね、もう福島の人もそうですけど、やっぱり皆で考えてい かないといけない問題だと思いました。」

3日間にわたって行なわれた平和行進は、昨日ゴールを迎え、この後開かれた県民大会にはおよそ3000人が参加。大会では、沖縄がおかれている現状を再確認し復帰の内実を問い直しました。

普天間爆音訴訟団 島田団長「ある人はいいました。大和は帰るべき祖国ではなかったと。いまだにこのような状況を見ると当たっていると思います」「沖縄は未だに憲法番外地です」

福島県代表「いま沖縄と福島を苦しめているものの根っこは同じだと思っています。」「この社会を少しでもよくするためにこの社会に風穴をあけるためにみんなで沖縄から基地をなくしましょうそれが社会を変えていく最大の福島支援になると思います。」

参加者女性「ぜひ歩きたいなと思いました。意思表示をしないと、やっぱり先ほどいってましたけど、声を出さぬ民は滅びるっていうことで、私達も常に思ってることを、出さないといけないなと思って参加しました」

北海道男性「基地の大きさというか、沖縄の中に基地があるのか、基地のなかに沖縄があるのかっていう言葉が体感できたなっていうのは思いましたね」

参加女性 「復帰40年ですよね、しかし本当に変わらないという基地の現状、沖縄の現状、この日は悔しい屈辱の日といったほうがいいんじゃないですかね」

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参加男性「んん〜むなしくなったというかね、いつも同じことでしょ、基地反対、普天間は返還しろ、辺野古はダメだとね」「沖縄に対して沖縄守っているんだよと、いっている。軍事基地を押し付ける。これもひとつの暴力ね。そういったものが許されてい いだろうかね、非常に矛盾を感じながらの40年を迎えますね」