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政府は11日朝に開いた沖縄政策協議会で、今後10年間の沖縄振興策の基本方針を正式に決定しました。那覇空港第2滑走路の整備などが盛り込まれています。

11日朝、総理官邸で開かれた沖縄政策協議会には、仲井真知事と全閣僚が出席しました。野田総理は「沖縄の潜在力を引き出すべく、基本方針、振興計画に基づいて、国と県が手を携えて真摯に沖縄振興に取り組んで参りたい」と話しました。

11日に決まった沖縄振興策の基本方針では「適切な財源確保」を前提に、那覇空港の第2滑走路整備を進めることや、国際物流拠点の形成、不発弾対策の推進などを盛り込んでいます。

これを受けて仲井真知事は「沖縄が自分の足で立って歩く時代に向かって。我々もお願いした以上、しっかり実現できるようにやって参りたい」と話しました。

今後は復帰以来初めて、県が主体となって具体的な振興計画を策定することになります。