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東京都の石原都知事が尖閣諸島を購入する意向を示したことを受け、東京都の職員が9日に石垣市を訪れ、今後のスケジュールなどを説明しました。石垣市を訪れたのは東京都知事本局の秋山局長など、尖閣諸島の対応チームの職員らです。
秋山局長らは都庁内に事務局を新たに設置したこと、所有者と国の賃貸契約が切れる2013年4月をメドに所有権の移転を目指すことなどを説明しました。
東京都の担当者に対し、石垣市の中山市長は尖閣諸島を共同購入したい意向を伝えたということです。
東京都には8日までに3億1459万9000円あまりの寄付が寄せられていることが報告されました。そして都の対応チームは午後には県庁を訪れ、今後の連携について意見を交わしました。
文化観光スポーツ部の下地統括監は「具体的な話ではないが、今後連携をしたいとのお願いがあった」と述べ、今後、都と県も協議を進めていく姿勢を示しました。