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嘉手納基地を抱える市と町でつくる三連協は、基地から派生する問題の解決に向け、政府や軍と意見交換会開催を求めていくことを決めました。

沖縄市と北谷町、嘉手納町でつくる三連協は9日に沖縄市役所で総会を開き、F15戦闘機の燃料漏れ事故に対する抗議要請や飛来する軍用機の目視調査など、2011年度の活動内容が報告されました。

そして、2012年の活動方針として、基地から派生する諸問題の解決に向け政府と軍との意見交換会開催を求めることを決めました。東門美津子会長は「そういうことをすることで、少し何か見えるかなという気もしないでもありません」と話します。

また8日、中部地区・町村議会の議長会が、嘉手納基地への暫定移設案に反対する決議を可決したことについて「危機感の現れだ」と今後、必要に応じて三連協でも対応したい話しました。