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沖縄が日本に復帰してまもなく丸40年を迎えるのを前に、9日、仲井真知事が節目の年を迎える心境を記者団に語りました。

仲井真知事は9日午前、知事として迎える復帰40年の節目について「県民の行政サービスを担う身として、40年前と一番違うのは基本的にインフラ・社会資本整備をかなりしっかり進めて頂いたということ」と新聞・テレビ各社のインタビューに応じました。

仲井真知事は40年間の振興策に一定の評価を示しつつも「治外法権的な空間ですから、ここで彼らがそういう意識で行動するのは、同盟国であってもひどいんじゃないか。40年以上を沖縄県民は基地の横で味わってきた。まず沖縄の中で負担は軽減してもらいたい。そして日本全体で受け持ってもらいたい。これから先10年見据えながら、基地負担の公平性をやってもらいたい」と一向に改善されないアメリカ軍基地問題の現状を指摘しました。

仲井真知事は来週15日、復帰の日には野田総理大臣らと共に、復帰40周年記念式典に出席することになっています。