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制定から15年となるゴーヤーの日。県内各地では8日、県産ゴーヤーをアピールする様々なイベントが行われました。

ゴーヤーの生産・県内一を誇る糸満市では、これから旬をむかえる県内産のゴーヤーの販路拡大を目指そうとセレモニーが開かれ、ゴーヤーを使ったちらし寿司や天ぷらなどが買い物客に無料で振舞われていました。

試食したお客さんの一人は「初めての寿司を試食した。家で作ってみようと思っています」と話していました。

沖縄共同青果によりますと、ゴーヤーは現在、全国で人気となり沖縄以外でも生産されていますが、本場沖縄の生産量が減っているため、沖縄産のゴーヤーを全国にPRしたいと話しています。

2012年のゴーヤー生産量は2011年の1600トンを上回る2000トンを見込んでいます。

また石垣市では、お年寄りが丹精込めて栽培したゴーヤーの品評会が開かれました。毎年恒例のゴーヤー品評会、2012年は28人のお年寄りが露地栽培やハウスで栽培された自慢のゴーヤーを手に会場を訪れ、審査に臨みました。

色や形・大きさなどを一つ一つチェックした結果、露地栽培の部で松竹哲男さん、ハウス栽培は石垣康子さんの立派なゴーヤーがそれぞれ一等賞に輝きました。