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中城村に建設中の吉の浦火力発電所で、県内で初めて使用されるLNG・液化天然ガスのタンカーが到着し、2日にその記念式典が開かれました。
LNGは石炭に比べ、二酸化炭素の排出量が4割少なく、酸性雨の原因となる硫黄酸化物がまったくでないことから「環境に優しいエネルギー」とされています。
2日の式典で、沖縄電力の石嶺伝一郎社長は「低炭素社会に向けて積極的に取り組みたい」と新たな燃料の「エコ」をPRしました。
吉の浦火力発電所では今回到着したLNGで2012年5月半ばから試運転を開始、稼働は11月となる見込みです。
発電量は県内最大の50万2000キロワット。4年後には、県内全体の発電量のおよそ3割を担う予定です。