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22日石垣島入りした田中防衛大臣は、23日朝から石垣市長や宮古島市長などと会い、PAC3配備への協力に対する謝意を示しました。また、つい先ほど、仲井真知事とも会談しました。

田中防衛大臣は、けさ、石垣市役所に中山市長を訪ね、PAC3配備の際の協力に感謝の言葉を伝えました。田中防衛大臣は「部隊の展開から撤収まで、円滑に進められたことは、市長始め、市民の皆さんのご協力の賜物と感謝申し上げております」と話しました。

中山市長は会談後、「突発的な事象に早めに対応して頂いたことを感謝申し上げました」と話しました。

引き続き会談した竹富町の川満栄長町長は、ミサイル発射情報の伝達遅れに苦言を呈しました。川満町長は「情報の収集と発信は大きな課題だというようなことを言っていましたから、その辺はしっかり検証して次につなげるものだと期待したい」と話します。

田中大臣は、23日午後から宮古島市の長浜副市長、那覇市の翁長市長、南城市の古謝市長ら、PAC3を配備した自治体の首長と相次いで会談しました。

また、引き続き仲井真知事とも会談し、今週発表される、アメリカ軍再編のみなおし協議の具体的な負担軽減策について説明しました。

会談後、知事は焦点となっていた、嘉手納基地より南の施設の返還については、これまでの報道の通りで返還スケジュールの見通しを年末にかけてまとめると説明を受けたと話しました。