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絶滅危惧種に指定され現在、自然界では殆ど見ることのできないイリオモテランが本部町の熱帯ドリームセンターで開花し見ごろを迎えています。
本部町の熱帯ドリームセンターでは105株のイリオモテランが満開で、褐色の縞模様をまとった2から3センチの花が一枝にいくつも咲き、温室には独特のさわやかな香りが漂っています。
もともと石垣島や西表島に自生していたイリオモテランですが観賞用に乱獲されたため現在自然界ではほとんど見ることができません。
センターのイリオモテランは、1998年に、無菌培養で種を発芽させ株を増やしてきたもので現在では105株が開花するまでになりました。ランの見頃は5月上旬の連休中まで続くということです。