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八重山地区の公民教科書の採択を巡り国が竹富町だけを無償配布の対象外としている中、9日、竹富町の中学校では東京書籍の教科書が配布されました。
9日新学期が始まった竹富町の中学校では、担任が「皆さんのために特別に準備されたもの、大事に使ってください」と新3年生5人に東京書籍の教科書が配布されました。
竹富町教育委員会によりますと４月1日までに、町への寄付で調達された教科書の数は23冊だということです。
八重山地区の公民教科書は、石垣市と与那国町は採択地区協議会が答申した育鵬社を竹富町は東京書籍を選んでいて文部科学省は竹富町を無償配布の対象外とし町が独自で購入することを認める異例の事態となっています。
竹富町教育委員会では、今後も文科省に対して、教科書の無償配布を求めていく方針です。