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金武町内でアメリカ兵の事件が多発している問題で、儀武剛町長は6日、住民に不安を与えていると、再発防止を求め沖縄防衛局に抗議しました。

金武町ではこのひと月間で、アメリカ兵が車やバイクなど19台を壊したり、コンビニエンスストアで商品を払い落とす器物損壊事件、住宅への不法侵入が次々と発生し、住民に不安を与えています。

このため儀武町長は沖縄防衛局に対し、被害者への謝罪と補償、アメリカ兵の綱紀粛正と教育プログラムの見直しを求めるよう強く抗議しました。

対応した沖縄防衛局の及川博之次長は「捜査機関の捜査結果を踏まえて適切に対処する」と回答しました。

儀武剛金武町長は「怒りでしかない。これまでの回答と何ら変化がない。本当にどれだけ沖縄県民、町民が苦しめば何か変化があるのかと、本当に強い憤りを感じた」と話します。

儀武町長は来週上京し、政府に日米地位協定の見直しを求めることにしています。