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古道と言えば熊野古道を思い出しますが、こちらは琉球古道です。沖縄の史跡をテーマに琉球古道という新たな視点で捉えた写真展が、4日から那覇市のデパートで開かれています。
これは琉球王朝時代の街道や海上の航路を「琉球古道」と名付け、5年前から写真を取り続けている写真家・富山義則さんが歴史家・上里隆史さんと共同で本を出版したのを記念して開かれているものです。
会場にはグスクや当時の道路網である宿道などを映した35点の写真のほか、100点のスライドも上映されています。
中でも首里にある末吉神社の周辺を撮った写真は、那覇とは思えない原風景が残り、琉球王が歩いた道もそのまま残る興味深い作品となっています。
富山さんは「沖縄の古道を歩くと、全て首里城につながっている。歴史とともに興味を持ってもらえれば」と話していました。
この写真展は9日(火)まで開かれています。