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震災がれきの市町村への意向調査の期限を4日にひかえ、県内各地ではがれきの受け入れに反対する人たちの声が高まっています。
このうち、那覇市と共同でゴミ処理場を管理する南風原町には、がれきの受け入れをしないよう求める市民団体らが詰めかけました。
市民からは「燃やしてしまって気体になって空中に飛散して、雨と共に地面に落ちて海も地表も全滅します」などの声があがりました。
要請にはゴミ処理施設の近くに住む市民や原発事故による放射能を恐れて県外から避難してきた人など100人近くが参加。対応した国吉副町長は「私どもも軽々しく受け入れる受け入れないというのは現時点では非常に難しい」「あすで全て決まるというわけではない」と説明しました。
副町長は「汚染されたがれきは一切受け入れない」とする町長の見解を繰り返し「受け入れるかどうかという明確な意思表示は今回の意向調査には明記しない」と回答しました。
市民団体は町長との直接対話を求め、公開質問状などを提出しています。県が与那国町を除く40市町村に送った意向調査票は5日までに取りまとめられ公開される方針です。