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第32軍司令部壕の説明板から、慰安婦や住民虐殺などの記述が削除された問題で、文案を作成した検討委員会の委員らが3月28日、県に対し抗議しました。
抗議を行ったのは文案を作成した検討委員会の委員らで、県の対応を批判した上で記述の復活に向けた話し合いに応じるよう訴えました。
委員の村上有慶さんは「何の連絡もないまま、説明板を設置する行為は、何と不誠実な行為だろうか。二重三重に裏切られた。検討委員会とは一体難だったのだろうか」と抗議しました。
これに対し県環境生活部の下地寛部長は、「確証が持てない」として、記述を復活させるつもりはないとする従来からの立場を崩しませんでした。