※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
やんばるの生態系に影響を及ぼすマングースの防除を検討する委員会が那覇市内で開かれ、新たな柵の設置などについて意見が交わされました。
マングース対策事業はマングースの増殖によるヤンバルクイナなどの在来種の減少を懸念し、2000年から県と環境省が行なっています。
会合では、事務局がおよそ150万個のわなを仕掛けた結果、241頭のマングースを捕獲していて2009年度以降増殖は抑えられていると報告しました。
一方で2011年度はこの3年間で子どものマングースが最も多く捕獲されていて、今後は成獣を捕獲するために有効な手段を考える必要があるという意見が出ました。
県では、2012年度までに1億3000万円をかけて新たな防護柵を完成させる予定で、2014年度までにやんばる地域のマングース根絶を目指します。