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2012年の地価が22日公示され、県内では20年連続で下落したものの下げ幅は2年連続で縮小していることがわかりました。

地価の公示は一般の土地取引などで価格算定基準となるもので、県内では住宅地や商業地など176地点が設定されています。

住宅地で最も高かったところは、那覇市おもろまち3丁目で1平方メートルあたり20万3000円。一方、商業地は11年連続で久茂地3丁目の日本生命那覇ビルで1平方メートルあたり71万8000円でした。

県内の2012年の地価はマイナス1.1パーセントと20年連続で下落したものの下落幅は2年連続で縮小しました。縮小の要因として土地鑑定委員会は、那覇市の住宅地2ヵ所で4年ぶりに価格が上昇するなど一部で持ち直しの動きがみられることや、商業地の価格の下落幅が縮小したことを挙げました。

また、不動産取引の件数は東日本大震災の直後減少したものの後半には回復し、年間を通して前の年とほぼ同じだったということです。