※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
沖縄戦の遺骨の身元をDNA鑑定し、遺族の元に帰して欲しいと遺骨収集ボランティア団体が15日、那覇市議会教育福祉常任委員会で「市も、国への働きかけをして欲しい」と意見陳述しました。
意見陳述したのはガマフヤー代表の具志堅隆松さんです。「沖縄戦の特徴は、兵隊よりも住民の犠牲者が多かったことだが、住民は兵隊と違い、身元を示すものが少ない」として、DNA鑑定の必要性を訴え、那覇市からも、遺族のDNA鑑定を国に要請するよう訴えました。
陳述は、これまでに豊見城市や糸満市を含め4つの自治体でも行われていて、16日も南風原町で陳述します。
具志堅代表は、「多くの自治体が国へ働きかけることで、遺族のDNA鑑定を促進させたい」と話しています。