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13日午後、石垣空港の使用を通知していたアメリカ軍のヘリが予定時間よりも早く石垣空港に現れ、民間機の離陸する時間に重なる事態となりました。
アメリカ軍のヘリコプターH60は、当初、午後1時15分の着陸を通知していましたが、予定よりも30分以上早く現れたため、滑走路で準備をしていた民間機の離陸時間と重なりました。石垣空港管制塔ではヘリに着陸を遅らせるよう指示し滑走路を離れたものの、ヘリの旋回から間をおかずに民間機が離陸する事態となりました。
ヘリが着陸したあと午後1時22分には、もう一機の軍用機も着陸。軍用機の乗組員がヘリに移動し、午後2時前に2機とも離陸しました。
石垣市の中山市長は「こういうことが起こるたびに自粛要請とか中止決議ということではなく、日米地位協定の抜本的に改定する動きをやったほうがいいんじゃないか」と話しました。
今回の空港使用で民間機に離着陸の遅れは出ていませんが、使用中止を求める抗議の声の中、我が物顔で空港を使用したアメリカ軍の姿勢に改めて反発が強まりそうです。