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沖縄防衛局が名護市のキャンプ・シュワブで実施している普天間基地の辺野古移設を前提にした施設整備に、112億円もの費用が使われていることがわかりました。
沖縄防衛局によりますとキャンプ・シュワブ内での陸上工事は2007年度から行われ、これまでに下士官宿舎や管理棟、通信機器整備工場、舟艇整備工場など10施設が完成しています。
県外移設を掲げる民主党が政権をとったことで、一旦、海上の埋め立てに関する作業は一時中断していましたが、陸上の施設建設については前の年度までに入札済みだったため、継続していたということです。
普天間基地の辺野古移設に地元の合意が得られていない中、112億円もの費用が移設計画に費やされています。