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労働者の団体と経営者の団体の三役が、2012年の春闘の考え方などを話し合う懇談会が6日、那覇市で開かれています。

懇談会には、連合沖縄と県経営者協会の三役が出席。冒頭で、連合沖縄の仲村信正会長が、1%の定期昇給確保や非正規労働者の労働条件改善など、7項目にわたる要請書を、県経営者協会の知念栄治会長に手渡し、賃金を引き上げ、購買力を向上させることが、景気回復にも繋がると訴えました。

これに対し、知念会長は、「デフレ状況の中、経済の見通しが立たない。賃金引き上げの要請に応えるのは厳しい状況ではないか」との認識を示しました。

また知念会長は、非正規労働者の処遇改善については、労働者の生活安定、企業の生産性向上にも繋がるとして、引き続き会員企業にPRしていきたいと答えました。