※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

新たに収集整理された琉球・沖縄関連の貴重な資料を公開した展示会が、17日から沖縄県立図書館で、始まりました。

「新収蔵資料展」では、沖縄県立図書館が、2009年から2011年にかけて、新たに収集整理した古文書や書画などの資料、およそ280点を公開。会場には、琉球独特の絣文様の着物をまとい、手の甲にハヂチを入れるなど、当時の風俗が豊かに表現された「琉球美人図」や琉球から江戸に派遣された使節団のようすを描いた「琉球人行列之図」のほか、石碑などに墨を打ち、紙に写し取った拓本などが並んでいます。

拓本が取られた石碑には、沖縄戦で焼失したり、現在では、アメリカ軍施設内にあり、見ることが難しいものも含まれているということです。新収蔵資料展は県立図書館で26日までです。