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2011年相次いだ台風の襲来で打撃を受けたさとうきびの振興を図ろうと、県が県農政審議会に対し、生産振興計画案を諮問しました。

さとうきび生産振興計画案の諮問は、知事名で比嘉俊昭農林水産部長から小那覇安優議長に手渡され、計画案の審議が始まりました。

県の今期のさとうきび生産量の目標は88万トンでしたが、台風の影響で65万トンに落ち込むことが予想されています。このため県は生産量を100万トンに引き上げるため、2012年の生産振興計画案で一括交付金を活用したさとうきび共済の助成、病害虫や災害に強い品種の改良、収穫機の導入や遊休農地の利用で植え付け面積の規模拡大を図るなど、14項目の重点施策を挙げています。答申は3月中旬に行われます。