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普天間基地の移設とパッケージになっていた海兵隊8000人の移転について、日米両政府は普天間問題と切り離して進めることで正式に合意しました。

これは日本時間の6日にワシントンで開かれた日米の外務、防衛の実務担当者による協議で合意されたものです。

協議に出席した関係者によりますと普天間基地の移設問題と海兵隊のグアム移転問題については切り離すことで合意しました。

海兵隊の移転についてはグアムに移転する規模を4700人に縮小し、残りの3300人をハワイやフィリピンなどに移す方向で調整しています。

また、海兵隊の移転と同様に普天間基地の辺野古への移設とパッケージになっている嘉手納より南の施設の返還についても、日本政府がキャンプ瑞慶覧や牧港補給地区を早期に返還するよう求めたという情報もあります。

実務担当者による協議の合意内容は、今月13日に日米で同時に発表される見通しです。