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普天間基地の辺野古への移設に向けた環境影響評価書の3回目の審査会が、31日、宜野湾市で開かれています。
2回目の審査会までは、これまで記載のなかったオスプレイの配備や、飛行経路の変更など、評価書を「後出し」のアセスだとして、住民や一部の委員からアセスの最初の段階である「方法書」まで遡ってやり直すべきだとの意見が大勢を占めました。
31日は、こうした意見をもとに作成された、31ページに上る答申案について、審議が行われています。県環境生活部環境政策課興儀喜真主任は「名護市辺野古沿岸域を事業実施区域とする当該事業は環境の保全上問題があると考える」と述べました。
答申案は、飛行場部分だけでなく、「環境の保全上問題がある」として審査会の制度がない埋め立て事業についても附帯意見を付ける異例のものとなっています。
審査会は31日で終了し、近日中に、知事に答申書が提出されます。