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普天間基地の辺野古への移設に向けた環境影響評価書に対する2回目の審査会が27日、宜野湾市で開かれました。
市民が意見を述べる機会が設けられた27日の審査会では、方法書段階からのアセスやり直しを求める声が相次ぎました。
審査会には1月26日の締め切りまでに73通、135件の意見が寄せられ、27日はその内10人がパソコン画面を示しながら委員の前で意見を述べました。
沖縄大学の桜井国俊教授は「県アセス条例違反であり、やり直すべき」とやり直しを求め、元WWFジャパン花輪伸一氏は「全体として科学的でも合理的でもない、これまでで最低のアセス」だと厳しく批判しました。
住民の意見は、このほかにも滑走路の長さや飛行経路の変更、ジュゴンの生息調査、騒音など多岐に渡っていて、評価書の不自然な結論や非科学性を厳しく追及しました。
審査会は次回最終回が1月31日に開かれ、答申がまとめられることになっています。