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那覇家庭裁判所に新しい所長が着任し、26日に記者会見で抱負を語りました。着任したのは高麗邦彦所長です。

前任地は東京で、家庭裁判所を「国民に一番近い裁判所」と話しています。

会見では、かつての赴任先で、処分の決定が困難な少年に実施する一時的な措置、試験観察で大学生の協力を得て勉強を見たり、話を聞たりしたことで少年が裁判官の前で歌を披露するほど心を開いてくれた経験を語りました。その上で、他府県よりも多いとされる沖縄の少年事件について「家裁は地方裁判所と違い、保護者と直接話ができる。更生についてしっかり診断したい」と話しました。