※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

大正から昭和にかけて県外に出荷された壺屋の陶器、琉球古典焼の展示会が浦添市の美術館で開かれています。

琉球古典焼は大正から昭和にかけて本土市場に多く出回った壺屋の陶器で、エキゾチックな模様が施されているのが特徴です。

明治末期に奈良県の骨董商が当時一部の茶人に人気だった沖縄の陶器を見出して本土に出荷したのがブランドの始まりと言われています。会場には想像上の古代の植物や魚、ニライカナイを表現した花瓶や琉球空手をする男性を背後からトラが狙うストーリーを描いた壺など100点あまりが並んでいます。

琉球古典焼展は2月12日まで浦添市美術館で開かれています。