サッカーオリンピック日本代表、比嘉祐介選手です。来月5日には第4戦を控えていますが、お正月、故郷に戻った比嘉選手に決意を聞いてきました。
「あけましておめでとうございま~す。 (比嘉選手)あけおめ!」
今月2日、名護市大宮小学校で、毎年恒例となった地元少年サッカーチームの初練習が行われました。
そこに、チームのOBの一人として参加したロンドンオリンピックサッカーU-22、日本代表メンバー、比嘉祐介選手の姿がありました。
この日は、比嘉選手にとっても、今年の練習はじめ、初蹴りの日。小学生のチームを相手に練習試合に挑みます。するとなんと、比嘉選手のキックオフのボールが初蹴り、初ゴール!
比嘉選手「とりあえず(今年の)初ゴールは小学校のグラウンドで取るというのは、きのうから決めていたので、良かったなとは思います」
その後も、終始リラックスムードで故郷沖縄での、ロンドンオリンピック、そして、Jリーガー1年目へ向けた、スタートを切りました!
比嘉選手「ちょうど1年ぶりですね」「皆友達とかが(地元で)迎えてくれるから、あ~やっぱり帰ってきたわ~というのはありますね」
その後、近くの神社に初詣に出かけた比嘉選手。今年の誓いは、もちろん!「ロンドンに行く!」絵馬には、ロンドンへの思いを込めました。
比嘉選手「Jリーグもそうですけど、やっぱりオリンピックというのは1回しかないので、(今年は)そこが一番大事かなと思って書きました」
比嘉選手「大学とはやっぱり違うところがあるので、そこを見極めてというか、しっかりやる時はやんないと、潰れていくとは思うので、そこをしっかりやりたいとは思っています」
去年11月の日本対シリア戦では、決勝点を鮮やかに演出するアシストを決めた比嘉祐介選手!今年は、プロとして、そして県出身初のオリンピックサッカー日本代表選手を目指す、大きな大きな夢の舞台へのチャレンジが始まります!
比嘉選手「やっぱり期待されてる分、試合に出て結果を出さないと、応援もされないので、やっぱりそれがプレッシャーにならないで自分の中ではウキウキというか、結果が出れば喜んでもらえるし、それが一番嬉しいので、それが一番恩返しだと思っているので」
比嘉選手「(Q.2月のシリア戦を楽しみにしていますが、こんなプレーを観ていてください!というのがあれば!)まずはディフェンスなので、相手に1対1で負けないことと、後攻撃ではやっぱり縦に仕掛けて、センタリング上げたりシュートを打ったりするのを観てもらったら一番良いかなとは思います」
比嘉選手「やっぱりロンドンに行くというのを決めていたので今年はそれに向かって頑張りたいと思います」
ロンドン五輪までの予選は、3月14日まで、残り3戦。次は来月5日のアウェー、シリア戦での活躍に注目です。
比嘉選手は、この日の取材の後、同じ名護市出身で中学から交際していた女性との結婚、さらには、今年5月にはお父さんになるということも発表。嬉しい2012年のスタートを飾っています。