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ベトナム戦争当時、北部訓練場で枯れ葉剤が使われていたとの証言が複数の退役アメリカ軍人から出ているのを受けて、市民団体が東京から専門家を招き23日、東村高江区を視察しました。

高江区を訪れたのは東京にある環境総合研究所の池田こみち副所長です。この辺りは1963年までアメリカ軍の修理工場や兵舎があったとされますが、返還されておよそ50年が経った今もほとんど草木が生えていません。

池田副所長は「証拠がないということで事実はないと言っていますが、それは書類がないというだけで事実をみないといけない」と話します。

市民団体では今後、住民やアメリカ軍施設で働いていた人たちから情報を集めるほか、寄付を募り、土壌や水質の調査を実施することにしています。