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普天間基地の移設に伴う環境影響評価の手続きをやり直すよう求める裁判で、ジュゴンの専門家は新たな基地建設はジュゴンの生息を困難にするものだと批判しました。
この裁判は、普天間基地の辺野古移設に向け実施した環境アセスの手続きや内容が違法だとして、市民団体などが国に対して、手続きのやり直しなどを求めているものです。
証人尋問ではジュゴンの保護活動を行っているジュゴンネットワーク沖縄の細川太郎事務局次長が、国が海域調査で船や飛行機を使ったりボーリングを実施したりして調査したことで、辺野古沖に生息しているジュゴンが追い出された可能性があると指摘。沖縄防衛局がこの海域の餌場で食み跡が確認されなかったことを理由にジュゴンへの影響が殆どないと結論付けた方法書や準備書の内容を厳しく批判しました。
次回の裁判は2月1日です。