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1月9日は成人の日です。未来を担う若者の晴れの日。県内では2012年、1万7500人あまりが大人の仲間入りをしました。県のまとめによりますと、2012年の新成人の数は、1万7526人で、2011年に比べて、887人増えています。

市町村別に見てみると、多い順に那覇市の3521人、沖縄市の1703人、うるま市の1506人となっています。一方、少ない順では、粟国村の5人、渡名喜村の7人、渡嘉敷村の8人となっています。

県内では、1日から各市町村で成人式が行われ8日は最も多い20地区で成人式が行われました。いまから20年前、1991年の年明けは戦争から始まります。1月、およそ30カ国による多国籍軍がイラクを空爆。湾岸戦争が勃発しました。

5月、滋賀県の信楽高原鉄道事故では42人が死亡、628人が重軽傷を負いました。6月、雲仙普賢岳で大規模な火砕流が発生。消防関係者や報道陣など43人が巻き込まれ死亡するという大惨事になりました。

12月、当時ソ連のゴルバチョフ大統領が辞任。それぞれの連邦構成国は主権国家として独立を果たしました。およそ70年に渡り大国として続いたソヴィエト連邦が崩壊したのもこの年です。

9日、糸満市で行われた成人式には、スーツや振袖姿の新成人およそ700人が参加、上原裕常市長は、「あすの社会を明るくする原動力となることを期待したい」と祝辞を贈りました。

このあとのサプライズビデオでは、中学校時代の恩師が次々と登場。新成人たちは、懐かしい学校風景の数々に歓声を上げる一方、恩師の激励の言葉に静かに耳を傾けていました。

新成人の女性は「世の中今暗いので、自分たちで頑張って盛り上げていけたらなと思います」男性は「8日親に20歳になって今までありがとうって感謝の気持ち伝えられたんで」「お前も大人になったなあ。頑張れよって。成人式乱すなよって。父親が警察官なんで」子どもを連れた女性は「この子を成人させなければいけないので、頑張ります」(自分が成人したばっかりなのに?)「そう。次は子どもですね。はい。」

新成人たちは久しぶりに顔を合わせた同級生たちと記念撮影をしたり話しに花を咲かせていました。